
帰国、そして
うっ
腹を抑えてうずくまる。
く、苦しい。私、いったいどうしちゃったのかしら?
この感覚、もしかして、アレ?
いや、そんなことないわ。そうだとしたらいったいどこで。
い、いや、でも、間違いない。わたし、私...
お腹壊しちゃったのかしらー(つД`)・゚・
それにしても、いったいどこで腹を壊したというのだ?
飲み水はもちろん、歯磨きだってミネラルウォーターを使っていた。食べ物だって今回の旅行はちゃんとしたレストランで食べていたから、それが原因だとは思えない。
おそらく昼飯にコーラをガブ飲みしたのが原因
だろう、理由が思いつかないのでとりあえずそう結論づけることにした。
それにしても、腹を壊したのが帰国直前でよかった。
これが旅行中であったら観光を楽しむ余裕などなかったであろう。
それに比べると、健康体のままインド観光を十分に楽しむことができたのだから、むしろ幸せだったのではないか。
そんなことを思いながらオレは、無事に(でもないけど)日本へ帰国することができた。
数日後、オレはとある病院で診察を受けていた。
この数日間、喉を通ったものはすべて下から流れ出てしまい、帰国直後の姿からは見る影もないほどやつれ切っていた。
他の旅行記でも語られているが、インドの腹痛には正露丸はまったく効果を示さなかった。
既に脱水症状で衰弱していたオレは、診察で若い女医さんに服を脱がされても欲情する元気もなかったし、女医さんも衰弱したオレの身体を見て欲情することはなかった。
診察が終わり、女医さんはオレにこう告げた。
「栄養分が通常の半分になってますね。点滴を打って絶対安静にしてください」
ぜったいあんせい(゚Д゚;)
その言葉を聞いた瞬間、これまで苦しめられたインド人たちの姿が浮かびあがり、意識を失ってしまいました。
そして薄れゆく意識の中で、たしかに心の叫びが聞こえてきたのです。
「インドなんて、二度と行くかボケー!!!」
ゲテモノ旅行 インド編
ホントに 完
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