金剛山登山(万物相編)



金剛山ツアー三日目。北朝鮮とも今日でお別れである。
本日のメニューは万物相で登山、もしくは三日浦へハイキングである。時間の関係上どちらか片方しか行けない。実は三日浦については前日の九竜淵登山の後に行くこともできたのだが、ヘタレなオレはすでに九竜淵登山で力尽きており、三日浦などに向かわず温泉でまったりしてた。

ところで「万物相」とは何か? 「三日浦」とは何ぞや? いずれも「○○のように美しい」とか「××が絶賛した」とか様々な褒め言葉が存在するが、そんな枕詞を一切排除して簡単に説明すると、万物相とは山、三日浦とは湖である。
山登りは昨日もしたし今日は湖を見てみたい。そうは思ったがやっぱり山も気にかかる。うーん。
「すいませーん、万物相と三日浦、どっちがキレイですか?」
「万物相です」

ふーん。
「すいませーん、万物相と三日浦、どっちがキツいですか?」
「万物相です」


その瞬間、万物相に決定。

特に体力に自信があるわけでもないのにあえて困難な道へチャレンジする、そんなマゾヒズム的性癖を持つ男、その名はオレ。

という訳で挑んでみた万物相登山。三日浦よりも美しく、三日浦よりもキツいと噂される万物相とは、一体どんなものなのでしょうか? さっそく写真で確認してみましょう。



山の動物たちがオレたちをお出迎え。



キツいと言ってもはじめのうちはまだラク。



まだラク。



まだ...ラク?



登山に疲れたら周りの景色を楽しみましょう。三日浦よりも美しいといわれる万物相の光景。



その2。



頂上に近づくにつれ道は険しさを増し


切り立った崖に作られた道はまるで蜀の桟道。
(蜀の桟道を知らない人は「三国志」、または「項羽と劉邦」などを参照)



桟道から下を見降ろす。板子一枚下は地獄。



板子一枚下は地獄その2。

さて、こんな感じで万物相の写真を撮っていたときのことである。

ぴゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(風の音)

写真の通り山の上には防風林なんてものはなく、吹きっさらしの風が容赦なく吹きすんでいるのだが、そんな強風にあおられ、日除け用にかぶっていた帽子が飛ばされてしまった(泣)
あっという間に崖の下に消えていく帽子をなすすべもなく呆然と見送るオレ。
うぅ、ソウルで買った帽子(4千ウォン)がー...
オレの4千ウォンを、オレの4千ウォンを返せー(号泣)




こうして悲しみとトンネルを越えた先に       



万物相の頂上が待っていた。



万物相登頂記念。

さて万物相の感想であるが、結論からいうとやめときゃよかった(ToT)
キレイキレイと噂されていた頂上については、オレ的には昨日の九竜淵の方がよっぽど心に響いた。そのくせ、険しいと噂されていた道中の道のりについてはしっかりと噂どおりであるから困る。つーかね、二日も連続で山登りしたら、飽きるよいい加減。
このように、労多くして実り少ない感のする万物相には、行く価値をあまり見出すことができない。少なくとも途中で帽子を失くしてまで行く価値は思いつかない(泣)

という訳で万物相と三日浦、どっちがイイかといえば本サイトでは三日浦を強くオススメします。
まぁ、前日のうちに三日浦へ行くのが一番いいんだろうけどね。




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