ウランバートル



カラコルムへ出発してから五日ぶりに、旅行記にして十四回ぶりに、ウランバートルの街へ帰ってきた。
これまでの五日間、草原とか乗馬とかゲルでの生活とかインチキ温泉とかばかりであったので、ウランバートルの都会の風が懐かしい。
モンゴルの自然もいいが、オレみたいなシティーボーイはやはり都会の生活が似合っているのさ、ふっ。


モンゴルというと都会のイメージが薄く、首都であるウランバートルでもゲルで生活してるんじゃないかとか馬が走ってるんじゃないかなどと想像してしまうかもしれないが、実際には文明の力によって整備された、一国の首都として恥ずかしくない近代的な街並みである。




街中には所狭しとビルディングが立ち並び、その下を若い女性たちが今どきの服装で闊歩している。
建物の文字がキリル文字であることに気づかなければ、この写真を見る限り、ここがモンゴルであると分かる者はいるまい。


さて写真を見ても分かるように、ウランバートルの女性も日本の女性に負けないほどきれいな顔立ちをしており、またファッションもオシャレである。
そのモンゴル人女性であるが、オレがこれまで見た感じ、上がシャツ、もしくはトレーナーで下がジーパンという服装が多い。そしてジーパンにはベルトをせず、また、シャツもズボンも丈が短めである。ちなみにビルグーンもそういう服装を好んでいる。

そのため、背中を向けて屈まれると服がめくれ、パンティーが見えて目の保養になる。


これはモンゴルのファッションなのだろうか? ぜひそのあたりをビルグーンに聞いてみたかったが、あまりつっこんだ話をすると日本の恥だとかスケベオヤジだとか思われて、再び彼女との関係がこじれてしまう恐れがあったので、この質問はオレの胸の内にとどめておいた。
スケベなことを期待した男性同志よ、チキンなオレを許してくれ。




オレは「ノミンデパート」というデパートでショッピングをすることにした。
ここはモンゴル最大のデパートで、日本でいえば池袋の東武百貨店あたりに相当するだろうか。
さすがに東京のデパートとは規模の大きさは比較にならないが、それでも五階建てのデパートはこぎれいにまとまっており、品物も揃っている。


中はこんな感じ


デパートの商品
  


こんなものも売ってます




途中、便意をもよおしたオレはデパートのトイレに駆け込んだ。
そこのトイレはキャンプ場にあったトイレとは違い、立派な洋式の水洗トイレであった。



近代的なトイレに安心して、落ち着いた状態で排泄行為をする。
しかし、事が済んであたりを見ると、トイレットペーパーがないことに気づいた。
いちおう言っておくと、日本の駅などではトイレに紙がなく入り口で販売していたりもするが、今回の場合はそんなこともなかった。つまり、オレのケアレスミスという訳ではないぞ、これは。


落ち着いて辺りをもう一度見ると、隅っこのほうに破れかけの新聞紙が置いてあることに気づいた。


てっきり利用者が置き忘れた物であったと思っていたが、もしかしてこれは、
「これを使ってケツを拭きなさい」ということなのか?






迷ったあげく、結局オレは、古新聞を使ってお尻を拭きました(ToT)
どういうことだこれは? キャンプ場のトイレでも紙だけはちゃんと備え付けられてあったというのに(証拠写真




ショッピングも終わりモンゴル旅行のスケジュールもほとんど終了した。日本へ帰る日がいよいよ間近に迫っている。